色見本てこんなものです

お盆休みも終わり、まだまだ暑い日が続きますが皆様体調はいかがでしょうか。

 

個人的感覚なのですが、お盆休みが終わると年末まであっという間というのがここ数年の感想です。

 

ここで体調を崩すことなく、一気に年内を突っ走りたいものです。

さて、今回は塗装屋の使う色見本についてです。

 

ホームページにも記載しております通り、当社は建築塗装が得意なのですが、外壁や外装の塗装をさせていただく際に、お客様から色ってどうやって決めたらいいのという質問を受けます。

 

ですので、世の中のほとんどの塗装屋さんがこういうものを使っていますよーというアイテムを紹介します。

 

まずはこちら。

「日塗工(にっとこう)の色見本帳」です。

 

当社内では「日塗工」とか「見本帳」とか言えば通じます。

 

日塗工とは日本塗料工業会の略称です。

 

こちらの社団法人が2年に1度リニューアルして発行している見本帳で、数にして600種以上の色が載っています。

 

お客様にはこの中の色からお好みの色を選んでいただくことがほとんどです。

 

現状の色を確認するためにとても便利です。

 

ただ、こちらのアイテム、我々塗装屋にはポケットサイズで小さく持ち運びができ便利なのですが、お客様から言わせると色がありすぎてわかりにくいというお言葉も頂戴いたします。

 

そういう方のために「見本板」というものを紹介いたします。

写真は当社の入口に飾ってある「見本板」の一部です。

 

A4サイズの板に塗料を塗ったものです。

 

これは塗料メーカーに頼めば作ってもらえます。

 

先ほどの見本帳に比べサイズが大きいのでイメージしやすく、色の深みや艶なども確認することができます。

 

また、どの塗料を使うかも選べますので、実際に塗装する塗料を指定して見本板を頼むことができます。(塗料によって同じ色でも違いがあります)

 

ご自身で色を選ばれるお客様には「日塗工」で2~3種類色を選び、その色を「見本板」で確認して決定するという方法を取られる方が多いです。

 

それでも迷われるお客様には実際に工事に入ってから試塗りをしてみるなどの対応もさせていただいております。

 

ソフトを使用したカラーシミュレーションというお話もでますが、「よくある質問」内にも回答させていただいておりますが、当社ではあまり推奨しておりません。

 

これは色の深みや艶の表現に限界があることや、実際にシミュレーションと同じ色の塗料を見てみるとイメージと違ったなどの事案が発生していることなどが理由です。

 

このあたり、後日ブログで少し詳しく書ければなと思っております。

 

ともあれ、色を選ぶことは楽しいことです。

 

せっかく家の塗替えをするのであればちょっとだけイメージチェンジしてみるのも面白いかもしれません。

 

家の塗り替えなどをされる皆様はご家族で相談したりなどして是非盛り上がってください!!